【実は結家で貸し切りで韓国映画の撮影してました #Okinawabluenote】

監督:チョ・ソンギュさん
出演:キムドンワンさん、ファンスンオンさん
本番はスゴい緊張感でピリッとしててクリエイティブな現場ってこーゆーものなんだなってシゲキ受けました!
このチョソンギュ監督は7年前に沖縄を自転車で旅していて、その時にうちを気に入ってリール動画的なものを作ってくれたんですよ
いつかうちで撮影してくださいね✨って交わした会話が長い時をかけて現実化しました
 
彼の中に残っていた結家の想い出の欠片の数々
 
俳優さん達はうちのゲストさんとして来られたという設定の物語がキッチンで、ゆんたくで、お庭で、あちこち目の前で行われている
 
いま女優さんがセリフの練習してるー
レディ゙、アクション!
静まり返る現場の空気
撮影中静かにしなきゃなのに
ヤールーが鳴いてみんなビックリしてる(笑)
 
キッチンで冷蔵庫開けたり閉めたりしながら何回も同じシーン撮ってる
オッケーイムニダー!
キッチンのシーン、おわたー!
一気に和らぐ現場の空気
みんなホッとしたように大きな声で喋って動き出した
 
3日間に及ぶ撮影は終わりました
私たち結家としては
お仕事で疲れてる撮影チームさん達をなんとかちょっとでも癒やせたらいいなーって思って
仕事終わった夜にマッサージチェア奨めたりお酒一緒に呑んで映画談義したりして
心を込めて対応して仲良くなってくるうちに
スタッフさんも役者さんもいつものうちのゲストさんに見えてきて
 
今まで気づかずに特別な一面だけで見てたなー
有名な監督とか芸能人とか
我が家が撮影地に選ばれた!とか
 
俳優さんのファンスンオンさんもみんなと同じようにテーブルの上のお皿や缶とか片付けてるし、
キムドンワンさんは何なら撮影チームの運転して来てくれてるし、
チョソンギュ監督もみんなの為にごはんの準備してるし
スタッフさんもその辺にいる私たちにすごく気を使ってくださる
立場や肩書を見る前にまずひとりの人として皆さんすごく素敵で立派でリスペクトです
そしてひとつの作品に真摯に取り組むその姿がカッコよかったです
 
沖縄ブルーノート、
思い入れたっぷりの作品になりました
発表されたらぜひぜひ見てみてくださいね♪
 
最後監督さんにパパゴで伝えました
日本語で話す私の言葉がスマホの画面上で韓国語に訳されていく
それを読んでいく監督さん
 
七年前の約束を守ってくれて
特別な経験をさせてくれて
ありがとうございました!
 
監督さんが画面から顔を上げて私の目を見た時
今まで仕事で引き締まっていた顔がホわぁ〜って緩んで
目が少し潤んでて
そんなこちらこそ。。
って言って逃げるように玄関にそそくさと去ってしまいました
私には一生忘れられない光景になるでしょう
 
※これらの写真と文章は転載許可をいただいています※